mariko tsuchiyamaについて
長崎で育ったデザイナーは幼少期にパール養殖場を訪れるうち、パールジュエリーへの関心を深める。
大学を卒業後、オートクチュール ブランドで働いた後、手作業で唯一無二のジェエリーを生産したいという思いを募らせる。ロンドンセントラル セント マーチンズでジュエリーコースを専攻、その後パリに居住したのち、帰国。2016年ブランドを立ち上げる。
貝殻、種、木の実、植物の茎、女性の肌など、自然の中のピュアな感触と感覚からインスピレーションを得て生まれたコレクション。
野生の植物の茎のように弓なるフォルムのピアスや、サウスシー バロックパールを18金のワイヤーで包んだリングは、優しくかつ、強い存在感を醸している。金属のワイヤーや真珠を有機的なものに見立てたデザインは、身につけた人の肌に馴染み、体のパーツの輪郭を美しく際立てる。
加工を施していない自然の色や形をもつ、ナチュラルパールにポエティックな感覚を見出すデザイナーが、その感覚を彫刻的なデザインに落とし込み、丁寧に手作業で作り上げられたジュエリーは、繊細で生き生きとした感性を持っていいる。
イギリスの海沿いの街、ブライトンのスタジオで、自然からのインスピレーションを得ながら、一つ一つ手作業で制作している。.